「イエスの姿が彼らの目の前で変わり、顔は太陽のように輝き、服は光のように白くなった」(マタイ17:2)
第一朗読(創12:1-4a)と第二朗読(2テモ1:8b-10)は、神による召し出しと、これに対する信仰による服従というテーマで結ばれている。すなわち、アブラハムの信仰とパウロの信仰は、私たちに二つの模範を示す。そしてそこに神の祝福と恵みがある。アブラハムの子孫とは、キリストへの信仰によって生きる者のことである。今日の福音は私たちにキリストの変容を通して、このような信仰者が、アブラハムと共に受け継ぐ神の国の栄光を垣間見せている。