「なんでも鑑定団」で年代物のウイスキーが登場した際に、日本でのウイスキーの歴史が紹介されました。明治4(1871)年に日本で初めて輸入されたウイスキーが「猫印ウイスキー」です。研究者の調査によると、ラベルに猫が描かれている「BURKE’S FINE OLD IRISH WHISKEY」がこれに当たるとされましたが、一番古いのはこれより7年早い「WHEAT SHEAF」とのこと。現代では輸入ウイスキーは、一にスコッチ、二にバーボン、次いでアイリッシュとカナディアンといったところですが、19世紀末には、「ウイスキー」と言えばアイリッシュを指す場合が多かったそうです。