2017年3月26日 古墳巡り(3)

 勝手塚古墳は6世紀前半に造られた墳丘長55mの帆立貝式古墳です。現在は勝手神社の境内にあり、後円部墳頂に社殿が建てられています。発掘調査で円筒埴輪や蓋形(きぬがさがた)埴輪が出土し、円筒埴輪の複製品によって埴輪列の一部が復元されています。埴輪は、5世紀前半から須恵器の大生産地であった猿投窯のもので、古墳時代の中心は千種区・昭和区の東山丘陵一体にあったそうです。