2018年2月18日 助けの井戸ー下街道(その2)

 「尻冷し地蔵」について調べたら、下街道沿いに同じく水にまつわる「助けの井戸」があるので、そこも訪ねてみました。井戸は浄土宗退休寺山門前の民家の脇にありました。退休寺は、尾張徳川家の家老小野沢五郎兵衛が隠居して建立した寺。このあたりは水の便が悪く、日照りには百姓が困り、道行く旅人も飲み水に困りました。そこで五郎兵衛は、門前に井戸を掘って使わせたと伝えられています。