今年の「ミネラルショー」では、昨年(2017年9月17・24日、10月1・8日のぶろぐ)出品されていなかったデルタドロメウスの歯(モロッコ・サハラ産)を発見(画像a)。デルタドロメウスは、後期白亜紀初頭(8000万年~9000万年前)の北アフリカに生息していた大型肉食恐竜。全長は8メートル程度で、大きさの割には細身で軽量、脚も長く、足が速かったらしい。それにちなみ「三角州の疾走者」という意味の属名が与えられました。化石が少なく、頭骨などは発見されていないため、現在の復元(画像b)はあくまで推定に基づく部分が多いとのこと。モササウルスの歯が1,500円なのに対して(画像c)、桁違いの54,000円という値が付いていました。