今年は2店で「恐竜の糞化石」が出品されていました。画像aは古生代末のペルム紀前期のもので、ディメトロドン、エダフォサウルス、エリオプス、ディアデクテスのいずれかの糞化石とされています(アメリカ・テキサス州産)。調べてみると、前の二者は単弓類(哺乳類の祖となる四肢動物)、後の二者は両生類で、「恐竜」ではありません。ペルム紀末(2億5200万年前)には地球上の生物の約90%が絶滅したそうです。1,800円の値段が付いていました。画像b-1は中生代中頃のジュラ紀のもので(アメリカ・ユタ州産)、長期の堆積のあいだに他の物質と置換されて、きれいな石になっています。500円だったので一つ買いました(画像b-2)。