名古屋ミネラルショーの出展者一覧の中にあった「鉱物展示喫茶・玉川屋」さん(JR定光寺駅前)を訪ねました。定光寺は、私の子どもの頃は名古屋から手軽に行ける観光地で、中央線はまだSLが健在でした。庄内川に架かる狭い橋を渡ると左手にあるのが千歳楼の廃墟です(画像a)。千歳楼は1928年創業の旅館で、2003年に廃業後も建物は取り壊されず現在に至っています。「心霊スポット」として有名です。千歳楼の駐車場(画像b)に車を置いて「駅前通り」を行くと、唯一営業中の「玉川屋」さんがあります(画像c)。店主の加藤紀夫さんと猫がお出迎え。加藤家は大正時代からここに住んでいるとのこと。コーヒーを飲みながら、狭い店内に雑然と展示された鉱物を見たり、鉱物採集談義に花を咲かせて、マニアックなひと時を過ごしました(画像d)。