2019年12月29日 瀬戸市・尾張旭市の戦争遺跡3-法雲寺の陶製梵鐘

 瀬戸市深川町の法雲寺には市指定有形文化財の陶製梵鐘があります。戦時中の金属回収令(1942年)による不急品適用範囲の拡大で、寺院の仏具や梵鐘も強制供出になりました。法雲寺は、梵鐘供出と同時に製陶所に代用品として陶製梵鐘を製作させました。瀬戸市に一口あるのみで、全国的にも珍しい貴重なものです。