2020年3月29日 瀬戸市・尾張旭市の戦争遺跡4-瀬戸地下軍需工場跡(その3)

 A・Bトンネルの跡地には、五つのコンクリート製入口が残されています。全ての入口は、瀬戸市教育委員会によって鉄格子で塞がれています。画像①は前回掲載した「工場跡現況図」のB1(第2区第10坑)です。入口前に立つのは、案内してくださった「保存する会」の寺脇正治さんです。戦後、トンネル内の坑木が抜かれたため、トンネルは崩落し、陥没穴があちこちに見られます。画像②は第2区のトンネル上の陥没箇所です。