26日 9月 2021 2021年9月26日 土偶を読む 竹倉史人『土偶を読む 130年間解かれなかった縄文神話の謎』を読みました。画像は本の表紙ですが、「中空土偶」の頭部は栗をかたどって作られた!とのこと。先週のぶろぐで紹介した「合掌土偶」の頭部も栗で、体表の施文は栗の毬(いが)をモチーフにしたものだ、という説です。これまでの「妊娠女性説」や「地母神説」に対して、図像解釈学や考古学の実証データを用いて、土偶は植物霊祭祀の呪具だったことが解き明かされます。 tagPlaceholderカテゴリ: 主任司祭のぶろぐ