2024年5月26日 読書

 最近、朝井まかてさんの小説にはまっています。最初の出会いは、植物学者・牧野富太郎を主人公とした『ボタニカ』(祥伝社)です。作者が女性であることを初めて知りました。これが面白かったので、森鷗外の末子・類を描く『類』(集英社文庫)、イコン画家・山下りんを描く『白光』(文春文庫)も読みました。3冊とも長編ですが、2020・21・22年と毎年出版されており、作者のエネルギーに驚きました。